【レビュー】ICS初搭載のMIPSタブレット「NOVO 7 Paladin」の完成度は?

Wi-Fiオフなら、12時間使用しても電池残量45% 今度はバッテリの持ちを検証してみた。USBバスパワーで充電するため、充電にはそれなりに時間がかかる。寝る前に充電しておき、朝100%になっていることを確認して丸一日業務に使ってみた。 朝の9時に通勤電車に乗り、20分間SDカードに保存した動画を再生し、ミーティング時にはメモを取り、休憩時間にはプリインストールのAngry Birdで遊び、帰宅途中は一時間ほど音楽を再生してみた。帰宅したのは21時過ぎだった。結果は、電池残量45%。当然途中で電源オフなどはしていない。これはなかなかのものではないだろうか。しかし通信を常にオフで使用したため、通信を多用した場合には当然のことながら結果は大きく違ってくることが予想されるのをご了承いただきたい。 最後にアプリの互換性を試してみた。Androidマーケットを使用せず、サイト上にて有志が一般公開しているApkファイルをいくつかSDカードよりインストールしてみた。こればかりは流石に残念な結果と言わざるを得ない。基本的にAndroidアプリはDalvikというバーチャルマシン上で動作するため、CPUのことなどは考えなくてもいいようになっているのだが、少し手の込んだアプリはJNI(Java Native Interface)というプラットフォーム依存のライブラリを使用することが多い。これがMIPSに対応していないのだ。おそらく、Androidマーケットで公開されているアプリの半数近くが利用できないのではないかと思われる。これは今後のMIPS TechnologiesとGoogleの対応に期待するほかない。 総括として、自宅で録画したテレビ番組や動画ファイルを出先で楽しむ用途や、電子書籍の閲覧などの用途をメインと考えて購入するならば、とてもいい買い物になるだろう。さらに言うと、デジタルガジェット愛好家なら、ICS初搭載のタブレットにしてAndroidのMIPS対応を見守ることができ、1万円でお釣りがきてしまうこの端末を買わない理由はないのではないだろうか。

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